WHAT IS
内視鏡検査(胃カメラ)とは
カメラの付いた細くて軟らかい胃内視鏡を口や鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
異常が発見された場合は、その部分の細胞を採取して、さらに詳しく調べる事もできます。
当院の胃カメラ検査は鼻から入れる経鼻内視鏡ですので、喉から入れる検査と違って楽に検査を受けて頂くことができ、また、狭帯域光観察(NBI:Narrow Band Imaging)を使用し、早期癌の発見に効果を発揮しております。
狭帯域光観察とは血液中のヘモグロビンに吸収されやすい特殊な光を照らすことで粘膜表層の毛細血管が鮮明に映し出す技術で、小さな血管が集まる癌の病変を見逃さずに発見することができます。
DISCOVERY RATE
こんな方に内視鏡検査(胃カメラ)を
おすすめ
- よく胃が痛くなる方、腹痛がする方
- お腹が張る方、ゲップがよく出る方
- 胃が重く感じる方、吐き気がある方
- 胸焼けする方
- 40歳以上の方
- 血縁者に胃ガンの人がいる方
DISCOVERY RATE
内視鏡検査(胃カメラ)で
見つかる病気
- 咽頭ポリープ、喉頭がん
- 逆流性食道炎、食道がん
- 慢性胃炎
- 胃潰瘍、胃がん
- 十二指腸潰瘍、十二指腸がん
DISCOVERY RATE
内視鏡検査は、胃がんの発見率が
バリウムの約3倍
胃がんの検査にはバリウム検査と内視鏡検査があります。
今まで日本ではバリウム検査が胃がんの検診として広く行われてきましたが、韓国で行われた20万人規模の調査で、「内視鏡検査の実施により胃がん死亡率が57%も減った」という結果を、国立がん研究センターが評価したことをきっかけに、厚労省は2016年4月から内視鏡検査を導入し、さらに検診対象年齢も50歳以上に引き上げるとの新しい方針を打ち出しました。
また実際に新潟市などでは、2003年から検診に内視鏡検査を導入することで、バリウム検査時よりも3倍もの胃がんの発見率を記録しています。
尼崎市では、胃ガン検診を受けるにあたって、内視鏡検査とバリウム検査を選択できるようになっています。(尼崎市ホームページ 胃がん(内視鏡検査)検診)
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kenko/kensin/053siminkensin/1003318.html
ABOUT
当院の内視鏡検査について
精度の高い内視鏡カメラを使い、早期の病変も
見逃さないように検査を行っております。
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高性能な内視鏡システムによる検査
オリンパス社製の最上位の内視鏡システムを導入しています。
従来の内視鏡システムと比較し、画質・観察性能が大幅に向上しており、強化された拡大観察機能と特殊光観察(NBI)の併用により、早期の病変も見逃さない精度の高い検査が可能です。 -
徹底的に洗浄しながらの検査
より精密で正確な検査を行うために、検査前の食道、胃、十二指腸の残渣や粘液を洗い流すことができる自動送水装置を導入しています。
これにより通常では見つけにくいような分かりにくい異常も、しっかりと気づくことが出来ます。
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鎮静剤を使用した胃カメラ
希望される方に対しては点滴を行いながら鎮静剤の注射をしてから検査を行います。
意識はあっても少しぼーとした状態(浅い鎮静)から、ほぼ寝てしまっている状態(深い鎮静)まで、患者さんの希望にあわせ調節します。 -
経鼻内視鏡も選択できます
より精密で正確な検査を行うために、検査前の食道、胃、十二指腸の残渣や粘液を洗い流すことができる自動送水装置を導入しています。
これにより通常では見つけにくいような分かりにくい異常も、しっかりと気づくことが出来ます。
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安心と信頼の多種多様な紹介先
内視鏡検査の患者様にだけでなく、当院の患者様で精密検査や入院治療が必要になった場合には、適切な専門の病院を紹介させていただきます。
【主な紹介先】
尼崎総合医療センター 関西労災病院
神戸大学病院 兵庫医科大病院
尼崎中央病院 近畿中央病院
淀川キリスト病院 新都心病院 -
他院からの紹介の患者様も多数
当院では他院で十分な内視鏡検査が不可能であった数多くの患者様も当院を受診されます。
他院からご紹介の方は、紹介状をお忘れなくご持参ください。